既存の躯体を残した大規模改修工事です。
今回工事を行うに当たって、老朽部分の補修だけではなく、耐震補強、保育の居住性の改善、園児・保育士・保護者の動線の見直し、ランチスペースなど新たな空間の創設を行いました。
耐震補強の方法として、既存の外壁位置のサッシを撤去し耐震壁を増やしました。また、既存のコンクリートの手摺を撤去し、そこに新たに軽量の壁を設けました。
耐震壁に彩色を施すことにより、その壁が夕方から夜になると新たに設けた大きな窓を通して照明で浮きあがり、お迎えのお母さん達を優しく迎えます。
外部廊下を室内に取り込むことにより、天候に左右されない移動が可能になりました。
またバルコニー部分を取り込むことで、保育スペースが広がると同時に、保育士専用の動線が確保されました。
Before After
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